2005年12月01日

データセンターラックと高可用性

 データセンターの環境をめぐる実話から二題

 (今どきいないとは思うが)あるユーザーでは、クラスタを構成する二台のマシンのキャスターを外して縦に重ねて設置していた。
 下のマシンが故障して交換しなければならなくなった時、注意深く上のマシンを持ち上げたが、LANケーブルが外れ業務が停止してしまった。

 スペースを節約したいなら、当然きちんとしたラックマウント型のマシンを購入し、ちゃんとラックに格納するべきだ。

 別のユーザーでは、ちゃんとラックに格納していたが、故障が発生してシステムボードを交換する必要が生じた時、マシンの背面の扉を開けるだけのスペースがなく、結局マシンを停めて移動するしかなかった。

 マシンを設置する時には、取扱説明書などに書かれている保守エリアをちゃんと確保する必要がある。
 スペースのコストも馬鹿にならないし、マシンの設置スペースが足りなくなっても、すぐには広げて貰えないので、ついつい狭い空間に詰め込んでしまいがちだが、重要なシステムであるのなら十分な保守エリアを確保するべきだ。

 故障した時以外でも、十分なスペースを空けておかないと、通行人がケーブルを引っかけたり、思わぬ事故を招きやすい。

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